【国連】2006.07.24 発表
世界最大の湖、カスピ海の環境保護を目指す「カスピ海 海洋環境保護枠組み条約」が、8月12日に発効する。
同条約は、カスピ海沿岸の5カ国(アゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタン)が、この問題について締結した、法的拘束力を持つ初めての条約。
締約国は、同条約に基づき、汚染の防止・削減、環境の回復、海洋資源の持続可能な利用に取り組むとともに、互いに、また、国際機関と協力して、環境を保護することとなる。
今後、締約国は定期的に進捗状況を評価し、追加的な対策や議定書の必要性について検討する。第1回の会合は2007年初頭の予定。
なお、同条約は、採択された都市にちなんで、テヘラン条約とも呼ばれている。【UENP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=483&ArticleID=5316&l=en
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