全国水環境保全市町村連絡協議会と奈良県天川村は平成１８年９月８日に、天川エコミュージアムセンター（天川村）で、「第２０回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会」とシンポジウム「名水サミット『てんかわ』」を開催する。
　このシンポジウムは、水環境保全推進と水質保全意識を高めることを目的としたもので、環境省が選定した「名水百選」が所在する全国の市町村などが参加する。
　今回は、開催地の奈良県天川村に存在する名水百選の１つ「洞川湧水群（どろがわゆうすいぐん）」が古くから村人に「神の水」として敬われ、保全が行われてきたことにちなみ、「水への感謝−日本人の自然観の原点・水と山岳信仰名水を通じて」というテーマが設定された。
　小林光・環境省地球環境局長や小松和彦・国際日本文化研究センター教授による講演、パネルディスカッションなどが行われるほか、関連イベントとして、奈良県天川村の紹介、各地の名水飲み比べコーナー、パネル展示なども実施される予定だ。【環境省】