【EU】2006.08.11 発表
7月中旬のイスラエルの攻撃に端を発した原油流出は、8月11日には地中海レバノン沿岸150キロに及び、一部はシリアに到達している。
欧州委員会のモニタリング・情報センター(MIC)からは、状況の評価と浄化作業の支援のため、デンマーク人の専門家3名が、8月10日にベイルートに入った。MICが派遣した海洋・沿岸油濁汚染の専門家は、原油流出による影響を評価した上で支援の優先順位を確定し、レバノン政府による浄化活動の計画策定やその実施準備を支援する。
停戦後には、国際機関も原油流出に対処するための援助の調整を開始した。8月17日には、ギリシャのアテネで、EU及び海上緊急事態を所管する国際機関が集まり、浄化に向けた行動計画に合意する予定である。【欧州委員会環境総局】
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