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【イギリス】2006.08.15 発表

イギリス 道路沿いでNO2濃度が上昇 ディーゼル粒子フィルターの導入とも関係?

 イギリスの大気質専門家グループ(AQEG)は、8月15日、道路沿いの地域で、予期せずNO2濃度が上昇している現象とその原因について、報告書案「イギリスにおける一次NO2の動向」を公表した。
 これは、イギリス環境・食糧・農村地域省が、2006年1月に、同グループに検討を委託していたもの。
 報告書案では、NO2濃度が上昇しているのは、道路交通に起因するNOxの中で、NO2として直接、排出されるものの割合が増加しているためだという(道路交通起因のNOx排出量全体は減少している)。また、排出測定の結果によると、道路交通に起因する一次NO2排出量の割合の増加は、ディーゼル軽量車(特に、酸化触媒を装着したユーロIII車)の増加、および重量車(特にロンドンのバス)へのディーゼル粒子フィルターの導入と関係しているという。
 同グループは、とりわけ、一次NO2排出量を増加させる可能性もある粒子状物質削減策について、将来的に、技術を選択していくことが重要だと強調している。
 この報告書案については、11月7日まで、コメントを募集する。最終版は、2007年春に公表の予定。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2006/060815b.htm

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