アジア太平洋地域の市民社会の連携を強化し、環境保全・再生のためのリーダーシップ技術を磨くことを目指し、8月17日、韓国・ソウルに「UNEPエコ・ピース・リーダーシップ・センター（UNEP-EPLC）」が開設された。同センターは、エコ・ピース・リーダーシップ・センター財団（EPLCF）とUNEPの共同事業によるもの。
　8月17日の「環境に関するソウルNGOフォーラム」で同センター設立のための調印式が行われ、アジア太平洋地域の7カ国から政府や民間の団体、80人以上が参加した。
　EPLCの目的は以下のとおり。
(1)「技術支援と能力開発のためのバリ戦略計画」の実施に向けた、市民社会セクターでの韓国の経験と知識の普及
(2)環境分野での市民社会ネットワークのための支援
(3)専門的な環境保全活動家の教育・再教育による市民社会機関（CSO）のキャパシティ・ビルディング支援
(4)環境問題関連のプロジェクトや国際会議を通じたキャパシティ・ビルディング支援
(5)環境や持続可能な開発分野でのNGO活動家を訓練するための奨学金プログラムの実施
【ＵＮＥＰ】