【外務省】2006.09.04 発表
2006年8月28日から9月2日にかけ、ウィーン、モスクワ、ストックホルム、ウラジオストクを訪問していた金田勝年外務副大臣は、06年9月1日、ウラジオストク郊外・ボリショイ・カーメニ市にある原潜解体現場・ズヴェズダ造船所を視察した。
ロシア退役原潜解体への日本政府による協力事業「希望の星」は、ロシアのウラジオストク近郊やカムチャッカなどに未処理のまま40隻以上係留されている退役原潜の解体に関する協力を行う事業で、03年1月の小泉首相訪ロの際に採択された「日露行動計画」の中心的な取組みの1つとなっている。
金子副大臣は2日前の8月30日には、モスクワでキリエンコ・ロシア連邦原子力局長官と会談し、核不拡散・日本海海域の環境保全など、「希望の星」の意義を再確認するとともに、今後も両国の協力を円滑に進めるためにロシア側に理解と協力を要請していた。
モスクワの連邦原子力局幹部との会談と、解体作業の現場視察の両方を実施したのは、外務省としては今回が初めて。【外務省】
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