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【ドイツ】2006.08.29 発表

世界の再生可能エネルギー導入状況が公表される 2005年の投資額は過去最高

 世界の再生可能エネルギーの導入状況を示す「地球状況報告書2006」が、「21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク(REN21)」によって、8月29日に公表された。
 これは、ドイツ連邦環境省と連邦経済協力開発省の資金提供を受けて策定されたもの。報告書の概要は以下のとおり。
●再生可能エネルギーへの投資額は、2004年の300億ドルから、2005年には380億ドルに増加。
 ドイツは再生可能エネルギー世界一の立場を維持しており、昨年は70億ドルを投資。これに、米国(35億ドル)、スペイン及び日本(ともに20億ドル)が続く。
●開発支援として、年間5億ドルが途上国における再生可能エネルギーの支援に投じられている。ドイツ復興銀行は、世界銀行グループ及び地球環境ファシリティと並び、三大援助機関に挙げられている。
●再生可能エネルギーによる世界全体の発電容量(大型水力発電を除く)は、2005年は182GWとなった(2004年は160GW)。
 6大発電国は、中国(42GW)、ドイツ(23GW)、米国(23GW)、スペイン(12GW)、インド(7GW)、日本(6GW)。インドは、初めて日本を抜いた。
●バイオ燃料(エタノール、バイオディーゼル)は、370億リットルに上昇した(2004年は330億リットル)。
 エタノール燃料については、米国が初めて、ブラジルと並んでトップになり、バイオディーゼルについては、ドイツがトップを維持した。【ドイツ連邦環境省】

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