【EU】2006.09.06 発表
欧州議会は、EU域内でアザラシ製品の禁止を求める文書を採択した。この文書は、欧州委員会に対して、タテゴトアザラシとズキンアザラシを利用した製品の販売・輸出入を禁止する規則案を早急に策定するよう求める。
北西大西洋では、過去4年間に、150万頭以上のタテゴトアザラシの子供が殺されており、その大半は、生後3カ月以内の個体だという。国際的な獣医のチームによると、殺されたアザラシの42%は、まだ意識があるうちに皮をはがれていた。
なお、EUでは、ベルギーやルクセンブルグ、イタリアなどで、アザラシ製品の取引を禁止する措置が既にとられており、イギリスやオランダでも、対策を検討している。アメリカ、メキシコ、クロアチアでも、アザラシ製品の取引が禁止されている。【欧州議会】
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