国土交通省は平成１８年９月２２日付けで、グリーン購入法に基づく同省の１７年度環境物品の調達実績を公表した。
　国土交通省の１７年度調達方針は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」で重点的に調達を推進すべきとされている「特定調達品目」計１７分野２０１品目を購入する場合に、同方針の「判断の基準」を目安に、環境負荷が少ない製品を１００％調達するとともに、特定調達物品以外の品目もできる限り環境負荷が少ない製品を調達するとしていた。
　今回の公表実績によると、紙類、文具類、機器類、家電製品、ＯＡ機器など１３６品目の目標達成率の平均は９９．０％で、１６年度の水準（９９．１％）を維持したことが示された。
　また、公共工事についても目標がほぼ達成されたこと、一般公用車以外の自動車調達で低公害車３７９台を導入したこと、燃料電池自動車１台のリースを継続したこと−−が報告されており、国土交通省はこれらの実績を「おおむね良好」と自己評価している。【国土交通省】