北海道標茶町と厚岸町にまたがる約１万ヘクタールの造林地・パイロットフォレスト造成５０周年を記念して、「森林のつどい２００６育樹祭」とが「パイロットフォレスト造成５０周年記念シンポジウム」が北海道森林管理局の主催により開催される。
　パイロットフォレストは、開拓のための火入れによる失火などから原野化した土地を昭和３１年から造林した場所。現在ではカラマツを主体とする広大な森林が広がり、別寒辺牛湿原の水源林としての役割を果たしている。
　今回の記念イベントのうち「森林のつどい２００６育樹祭」は、平成１８年９月３０日１０時からパイロットフォレスト内で医師で登山家の今井通子氏を来賓に迎え開催される。プログラムとしては、保育間伐などの森林づくり作業、ハ−プとフル−トの演奏、別寒辺牛湿原散策が予定されている。（問い合わせ先：北海道森林管理局計画部指導普及課、住所：〒０６４−８５３７札幌市中央区宮の森３条７丁目７０、電話番号：０１１−６２２−５２４５、ＦＡＸ番号：０１１−６１６−４０２１、電子メールアドレス：h_shido＠rinya.maff.go.jp）。
　一方、「パイロットフォレスト造成５０周年記念シンポジウム」は１８年１０月１７日１３時３０分から１６時５０分まで、釧路市観光国際交流センターで開催予定。辻健治・林野庁次長による講演「森林の整備・保全と林業・木材産業の再生」、パネルディスカッションが実施される。（問い合わせ先：北海道森林管理局販売第一課、住所：〒０６４−８５３７札幌市中央区宮の森３条７丁目７０、電話番号：０１１−６２
２−５２４７、ＦＡＸ番号：０１１−６１４−２６５４、電子メールアドレス：h_hanbai1@rinya.maff.go.jp）。【林野庁】