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【気象庁】2006.10.05 発表

06年の南極オゾンホール、過去最大級に 昭和基地上空のオゾン全量は過去最小値を記録

 気象庁は2006年10月5日、06年の南極のオゾンホールが過去最大級の大きさに発達したと発表した。
 06年の南極オゾンホールは、9月24日に面積2,930万平方キロメートル、オゾン欠損量(注1)は1億500万トンと、ともに過去2番目の大きさを記録。また、昭和基地上空のオゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は、10月3日に過去最小の117ミリアトムセンチメートルを記録した。
 気象庁は今年のオゾンホールが大規模に発達した原因を、成層圏のオゾン層破壊物質の総量が依然多い状況のもと、オゾン破壊を促進するマイナス78℃以下の領域の面積が、南極域成層圏では過去10年間の最大規模となり、オゾンが破壊されやすい気象状況であったためと分析している。

(注1)観測されたオゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)をオゾン全量の全球平均値である300ミリアトムセンチメートルに回復させるために必要なオゾンの質量(万トン単位)。オゾンホール内で破壊されたオゾンの総量の目安となる。【気象庁】

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