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【水産庁】2006.10.06 発表

滋賀県、琵琶湖のニゴロブナについて「資源回復計画」作成

 滋賀県は琵琶湖のニゴロブナについての「資源回復計画」を作成し、2006年10月6日付けで公表した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 琵琶湖の固有魚であるニゴロブナは、古くから「ふなずし」の食材として沿岸住民に利用されてきた魚。1988年には198トンの漁獲量があったが、その後減少。94年以降は40トン前後の漁獲量が続いている。
 今回の「資源回復計画」は、2011年度までの計画期間中に、資源量を250トンまで回復させることを目標に設定しつつ、(1)漁獲できるニゴロブナの全長を22センチ以上に引き上げる、(2)禁漁期間(6月から12月まで)を継続する、(3)120ミリサイズの大型種苗の放流量増大に努める、(4)産卵繁殖場であるヨシ帯の造成、清掃を継続する、(5)ニゴロブナを餌とするオオクチバス・ブルーギルの駆除を継続する−−などの措置を行うことを盛り込んでいる。【水産庁】

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