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【環境省】2006.10.30 発表

08年を「国際サンゴ礁年」とすることを決定 メキシコで開催の国際サンゴ礁イニシアティブ総会

 2006年10月22、23日の両日、メキシコのコスメルで「国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)総会が開催され、21か国、25国際機関、NGO、大学から59人が参加した。
 ICRIは、日米豪仏英、ジャマイカ、スウェーデン、フィリピンの8か国の政府により、1994年に開始されたサンゴ礁保全のための国際協力の枠組み。
 現在41か国・40機関が参加しており、05年7月から07年6月までは、日本とパラオ共和国が持ち回りで担当されることになっている事務局を務めている。
 今回の総会では、(1)08年をICRIの「国際サンゴ礁年」とし、参加各国がサンゴ礁に関連する普及啓発活動を重点実施すること、(2)ヨハネスブルグサミットの包括的文書「実施計画」に盛りこまれている「代表的な海洋保護区ネットワークの2012年までの構築」という目標の実現に向け、ICRIの取組みを検討する委員会を設置すること、(3)次回総会を07年4月22日から24日にかけ、東京・池袋で開催することが決まった。
 なお総会に先立つ10月15日から20日にかけては、同じメキシコのコスメルで「第3回国際熱帯海洋生態系管理シンポジウム(ITMEMS3 注1)」が開催され、世界45か国から集まった行政官や研究者ら300名の参加の下、統合的沿岸管理、技術移転、調査・研究などについての議論が行われた。
 日本からも16名がこのシンポジウムに参加し、沖縄での自然再生の取組み、オニヒトデ対策などの発表を行っていた。

(注1)ITMEMSは世界中のサンゴ礁と関連生態系管理者が集い、それぞれの管理活動から得られた経験や教訓をお互いに共有するためのシンポジウム。第1回は1998年にオーストラリアで、第2回は03年にフィリピンで開催されている。【環境省】

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