【環境省】2006.11.01 発表
環境省は2002年4月の中央環境審議会答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第5次答申)」に基づき、「自動車排出ガスの量の許容限度」を一部改正し、06年11月1日付けで公布した。
今回の改正は、第5次答申で提言されていた、車両の排出ガス性能をより的確に評価する排出ガス試験モードへの変更を定めるためのもの。
具体的には、車両総重量が3,500キログラム以下の軽・中量車の排出ガス測定方法のうち、コールドスタート測定法である11モード法と、ホットスタート測定法である10・15モード法を、JC08モード法に変更するとしている。
なお、国土交通省はこの「自動車排出ガスの量の許容限度」の改正を受けて、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」を同じく06年11月1日に改正。これにより、車両総重量が3,500キログラム以下の自動車については、08年から段階的に新試験モードによる測定が行われることになった。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7645
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