独立行政法人国立環境研究所の循環型社会・廃棄物研究センターのサイトが２００６年１１月６日にリニューアルされ、同センターのオンラインマガジン『環環（Ｋａｎｎ　Ｋａｎｎ）』が新たに創刊、掲載された。
　国立環境研究所の循環型社会・廃棄物研究センターは０１年発足以来、循環型の社会経済システムの実現をめざして、資源採取から、生産、流通、消費、廃棄までを通じた環境負荷削減、適正な物質循環につながる研究を進めてきた。
　今回、創刊された『環環（Ｋａｎｎ　Ｋａｎｎ）』は、同センターの研究内容や、研究テーマにつながっている「ごみ・リサイクル」問題について、わかりやすく伝えていくことを目的としたもので、「高校生も楽しめる研究情報誌」をめざしている。
　具体的な記事の内容としては、「近況」、「社会のうごき」、「循環・廃棄物のけんきゅう」、「廃棄物けんきゅうの歴史」、「循環・廃棄物のまめ知識」などを掲載していく予定。
　なお、創刊号の「廃棄物けんきゅうの歴史」分野の記事としては、同センターの副センター長・井上雄三氏による「ごみ研究の歴史第１回　ごみ処理の歴史：縄文から江戸時代まで」が掲載されている。【国立環境研究所】