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【EU】2006.11.06 発表

ケニア・ナイロビで 気候変動枠組み条約締約国会議・京都議定書締約国会合開催 適応問題・ポスト2012年問題が焦点に

 気候変動枠組条約第12回締約国会議・京都議定書第2回締約国会合が、11月6日~17日、ケニアのナイロビで開催される。
 今回は、サハラ以南のアフリカで初めて開催されるもので、特にアフリカをはじめとする途上国のニーズ、適応問題に注目が集まっている。また、もう一つの重要な議題として、京都議定書の排出削減目標が期限を迎える2012年以降、国際社会として気候変動にどのように対処していくかが論じられる。
 欧州委員会からは、ディマス環境委員が、15日~17日に行われるハイレベル協議に出席する。EUとしては、今回の会議で、適応に関する5ヵ年の作業プログラムについて最終的な合意に達すること、クリーン開発メカニズム(CDM)事業の衡平な分散を促進するイニシアティブなどを望んでいる。
 また、2012年以降の問題については、京都議定書に参加する先進国を対象とした議論と、気候変動枠組み条約締約国全体を対象とした議論という、2つの議論が平行して進められるが、EUとしては、2012年以降の気候変動対策のための一つの国際条約という形で、コンセンサスが得られることを期待している。このほか、京都議定書の見直しについては、CDMや市場ベースのメカニズムの機能の改善、水上輸送や航空業についても排出削減の対象とすることなどを望んでいる。【欧州委員会環境総局】

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