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【EU】2006.11.13 発表

欧州委員会 2013年からのEU排出量取引スキーム改定に向け 論点を提示

 欧州委員会は、EUの排出量取引スキームについて、2005年1月の運用開始以来の経験を考慮に入れた上で、改定のための論点を示す協議文書を採択した。
 欧州委員会としては、気候変動に取り組むための重要なツールとして、排出量取引に新規の部門、新規の温室効果ガスを取り込むとともに(アンモニア生産に伴うN2O、炭鉱からのメタンなど)、排出量取引制度を世界全体に適用し、環境問題への効果を高めたいと考えている。見直しは、また、投資家に、より大きな予測可能性を与え、各加盟国への適用方法を簡素化することで調和を図ろうとするものである。
 欧州委員会は2007年下半期に排出量取引指令(2003/87/EC)を改定する提案を行う予定だが、それまでに、関係者と集中的にこれらの問題を議論する。変更点は、2013年から始まる第3取引期間から有効となる。
 なお、航空部門をEUの排出量取引の対象とすることについては、欧州委員会は、この文書とは別に、今後数ヶ月以内に立法提案を行いたいと考えている。【欧州委員会環境総局】

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