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【国土交通省】2006.12.08 発表

17年度建設副産物排出総量・再利用状況を公表 14年比で建設廃棄物排出量7%減、建設発生土排出量20%減

 国土交通省は平成18年12月8日までに、17年度に全国の建設工事から搬出された建設副産物(注1)の排出総量・再利用状況に関する調査結果をまとめ、公表した。
 17年度の建設廃棄物排出量は約7,700万トン、建設発生土の排出量は約1億9,518万立方メートルで、14年度に行った前回調査と比較すると建設廃棄物は約7%、建設発生土は約20%の減少となっていた。
 再資源化率は、アスファルト・コンクリート塊で98.6%(14年度:98.7%)、コンクリート塊で98.1%(14年度:97.5%)、伐木材、除根材などを含む建設発生木材で68.2%(14年度:61.1%)、建設汚泥で74.5%(14年度:68.6%)、建設廃棄物全体では92.2%(14年度:91.6% 注2)、建設混合廃棄物の排出量も14年度比39.6%減の292.2万トンとなり、いずれも17年度を目標年としていた「建設リサイクル推進計画2002」の目標値を達成。
 一方で、利用土砂の建設発生土利用率(注3)は14年度の65.1%より2.2ポイント減の62.9%となり、これだけが「建設リサイクル推進計画2002」の目標値未達成だった。

(注1)建設工事に伴って副次的に得られる、コンクリート塊、建設発生木材など建設廃棄物、建設発生土の総称。
(注2)建設廃棄物の全体の再資源化率は7年度は58.2%だったものが、調査ごとに上昇する傾向を示している。
(注3)利用土砂の建設発生土利用率=[土砂利用量のうち土質改良を含む建設発生土利用量]/[土砂利用量(搬入土砂利用量+現場内利用量)]で算出。【国土交通省】

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