２００６年１２月１４日から１６日にかけて、お台場の東京ビックサイトで開催される環境総合展示会「エコプロダクツ２００６」で、環境省が展示やシンポジウムを実施する。
　「エコプロダクツ」は環境配慮・性能に優れた製品”エコプロダクツ”の普及とビジネスチャンスを拡げることを目的に１９９９年にスタートした展示会（主催：（社）産業環境管理協会、日本経済新聞社）。０５年には出展者数５００社・団体以上、来場者１４万人以上を記録する、日本最大級の環境総合展となっている。
　今回環境省は、環境技術実証モデル事業（注１）の成果を紹介する展示コーナーを設置し（場所：東２ホール）、１２月１４日１４時から「環境技術実証モデル事業シンポジウム～環境技術の実証・普及のあり方を考える～」を開催するほか、政府関係広報コーナー（場所：東４ホール）で「ラムサール条約と日本のラムサール条約湿地」などの環境省展示を行う。
　環境省関連の企画としてはこれ以外にも、京都議定書の目標達成のための国民運動「チーム・マイナス６％」による、温暖化防止技術のサイエンスショー”「エコ・テク学校」スペシャルプログラム”（日時：１２月１６日１４時から１５時３０分まで、場所：東京ビッグサイト会議棟レセプションホールＢ）や、環境省、ＮＰＯ、企業、大学の連携組織「ｅｃｏ　Ｊａｐａｎ　ｃｕｐ　２００６実行委員会」による、環境ビジネス企画のコンテスト「ｅｃｏ　Ｊａｐａｎ　ｃｕｐ　２００６（注２）」の紹介展示（場所：東４ホール）なども予定されている。

（注１）環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第３者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。環境省が０３年から進めてきた。
（注２）（１）事業者向けビジネス企画コンテスト、（２）これから起業する個人・グループの環境ビジネス企画提案力判定コンテスト、（３）環境分野で実績のあった社会的企業家とその事業の表彰事業、（４）エコビジネスが育つ文化の醸成をテーマにしたアート・コンテスト−−の４部門から構成されるコンテスト。０５年に「愛・地球博」を記念して行われた環境ビジネス企画コンテストの後続企画として０６年に実施された。【環境省】