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[海外エコニュース一覧]

【国連】2006.12.01 発表

2006年FIFAワールドカップ CO2排出量を完全に相殺

 2006年FIFAワールドカップの環境コンセプト「グリーンゴール」について、達成状況を示す最終報告書が12月1日に公表された。
 この報告書により、同大会が、世界初の「気候ニュートラル」なワールドカップとなったことが明らかになった。何も対策をとらなかった場合、同大会の開催に伴って11万4000トン(CO2換算)の温室効果ガスが発生すると見込まれていたが、スタジアムでの再生可能エネルギーの利用や公共交通機関の活用により、実際の排出量は9万2000トンに抑制された。さらに、インドでの調理燃料用バイオガス事業、南アフリカでの下水汚泥ガス事業などに投資することで、CO2排出量10万トンを相殺した。このため、発生した温室効果ガスの量よりも、様々な取り組みによる削減量の方が多いという、予想以上の好成績となった。
 また、廃棄物の削減、水の使用量の削減などについても一定の成果があったことが報告された。【UNEP】

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