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【環境省】2006.12.14 発表

プラ容器の分別収集・再商品化量、依然伸び率高め 17年度実績

 環境省は平成18年12月14日、容器包装リサイクル法に基づく市町村の容器包装の分別収集量、再商品化量などの17年度データを発表した。
 17年度の容リ法対象品目の市町村分別収集量の合計は16年度の1.03倍にあたる約273万トン、再商品化量の合計は同1.03倍の約265万トン。
 このうちプラスチック製容器包装とペットボトルの分別収集量、再商品化量は他品目より伸び率が大きく、16年比の分別収集量がそれぞれ1.19倍(55万8,997トン)と1.06倍(25万1,062トン)、再商品化量が1.18倍(53万8,123トン)と1.05倍(24万4,026トン)にのぼった。
 ただしペットボトルは分別収集量が増加している一方で、生産量も増加しており、17年度生産量は約53万3,000トンと16年度より約4%増。その結果、生産量に占める市町村分別収集量は47.3%で16年度の46.4%より0.9ポイント増となるにとどまった。
 一方、市町村で分別収集された容器包装が再商品化された率は高水準を保っており、段ボールが99.0%、アルミ缶が98.2%。容器包装リサイクル全体でも96.8%にのぼった。
 容リ法対象品目の自治体による収集実施状況としては、ガラス製容器、スチール缶、アルミ缶、ペットボトルとも90%以上(注1)市町村で収集され、それ以外の品目についてもそれぞれ収集市町村が増加する傾向が見られた。
 12年4月から法の対象に追加された紙製容器包装とプラスチック製容器包装については、ともに全市町村中の収集市町村数でみると他品目より低く、29.9%と62.9%(うち白色トレイ37.4%)だった。

(注1)調査を実施した18年3月末時点の全国の全市町村数は、東京23区を入れて1,844。【環境省】

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