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【国土交通省】2006.12.15 発表

東北電力、4ダムで実測値と違うデータを報告していたことが判明

 国土交通省東北地方整備局は平成18年12月15日、実測値と異なるデータを国に報告していた東北電力(株)の4つのダムに対し、立入検査や報告徴収を実施することを決めた。
 対象となるのは最上川水系寒河江川に建設されている水ヶ瀞(みずがとろ)ダム(山形県西川町)、赤川水系梵字川に建設されている八久和(やくわ)ダム(山形県鶴岡市)、最上川に建設されている上郷(かみごう)ダム(山形県朝日町)、北上川水系外山川に建設されている外山ダム(岩手県盛岡市)。
 今回の措置は東北電力が18年12月14日に東北地方整備局に対し、水ヶ瀞ダムの揚圧力、漏水量、貯水池堆砂状況のデータ(注1)、八久和、上郷、外山ダムの貯水池堆砂状況データについて「過去に実測値と異なる値を報告していた」と連絡してきたことを受けたもの。
 水ヶ瀞ダムの立入検査は12月15日15時からの実施。また4ダムの報告は12月26日が提出期限で、ダムの安全性評価、誤ったデータ報告が行われた経緯、再発防止策を盛りこむよう指示されている。

(注1)揚圧力はダム堤体を押し上げようとする力、漏水量はダム基礎岩盤からの漏水量、貯水池堆砂状況は水とともに流入し貯水池に堆積する土砂の状況を表すデータ。【国土交通省】

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