フランス　エコロジー・持続可能な開発省のオラン大臣は12月5日、新たな公施設法人「フランス国立公園」の理事会を設立する。
　「フランス国立公園」は、「国立公園、海洋自然公園、地方自然公園に関する2006年4月14日法」によって設立された機関で、国内外に国立公園をプロモーションし、公園間のノウハウや経験の交流を企画することを目的とする。
　12月5日の会合では、「フランス国立公園」の会長に、ポール・クロ国立公園運営理事会会長のジャンピエール・ジラン氏が選任される。
　今後、「フランス国立公園」は、実践的な方法で国立公園の公施設法人ネットワークに活気を与え、「国立公園との出会い」のような共通イベントを企画し、イベントや支援策を通じて国内外に広報活動を行う。また、国外の国立公園との連携を促進し、単独で行動するよりも連携することで、より広範囲の分野について、技術的・科学的・法的資源センターとなり、公園に関する記録を収集する。【フランス　エコロジー・持続可能な開発省】