【国立環境研究所】2006.12.18 発表
独立行政法人国立環境研究所の循環型社会・廃棄物研究センターのオンラインマガジン『環環(Kann Kann)』が平成18年12月18日に更新された。
国立環境研究所の循環型社会・廃棄物研究センターは01年発足以来、循環型の社会経済システムの実現をめざして、資源採取から、生産、流通、消費、廃棄までを通じた環境負荷削減、適正な物質循環につながる研究を進めてきた。
『環環(Kann Kann)』は18年11月に、同センターの研究内容や、研究テーマにつながっている「ごみ・リサイクル」問題について、わかりやすく伝えていくことを目的に創刊されたもので、「高校生も楽しめる研究情報誌」をめざしている。
具体的な記事の内容としては、「近況」、「社会のうごき」、「循環・廃棄物のけんきゅう」、「廃棄物けんきゅうの歴史」、「循環・廃棄物のまめ知識」などを掲載していく方針。
12月18日更新分には、同センター物質管理研究室主任研究員の滝上英孝さんによる「ハウスダスト研究(ほこりの研究)」の紹介記事、廃棄物試験評価研究室ポスドクフェローの鈴木剛さんによるバイオアッセイ(注1)についてのまめ知識、副センター長・井上雄三氏による「ごみ研究の歴史第2回 ごみ処理の歴史:明治時代から現在まで」が掲載されている。
(注1)化学物質に対する生物の反応をみることで、その物質が有する有害性を評価する分析方法。【国立環境研究所】
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