【環境省】2006.12.21 発表
北海道札幌市の複合商業施設「アリオ札幌」で実施された暖房設定温度を2度低くする実験について、環境省が来店者511人(男性224人、女性297人)を対象にアンケート調査を行ったところ、「暖房温度を低くする取組みも今後も続けるべきだ」と回答した人が96.7%に達していたことが、同省の平成18年12月21日付け発表で判明した。
暖房設定温度を2度低くする実験を実施していた期間は18年12月7日から10日までで、場所はアリオ札幌モール側通路とイトーヨーカドーの1階、2階、3階の各フロア。設定温度は21~22度だった。
またアンケート調査を行ったのは12月9、10日実験最後の2日間。
発表内容によると、アンケートでこの温度を「適温である」と回答した人は86.3%、「やや寒いが特段支障なかった」と回答した人が6.8%で、「暑いと感じた」人も5.7%いた。「寒いと感じた(0.6%)」や「無回答(0.6%)」を抜かすと、98.8%の人が暖房温度を低めることに支障を感じなかったことになるという。【環境省】
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