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[海外エコニュース一覧]

【オランダ】2006.11.10 発表

オランダ政府 アスベスト一般被害者への補償制度を構築へ

 オランダ内閣は、住宅・国土計画・環境省のファン・ヘール国務大臣の提案を受け、アスベスト一般被害者(非職業的被害者)の補償対策について合意した。
 これにより、一般環境中のアスベストに長期間、曝露したことが原因で中皮種に罹患した人は、政府から補償金を受け取ることができるようになる。政府は、その後、可能な場合、責任を有する企業から、補償金として支払った金額を回収する。
 オランダで中皮種と診断される人は年間400人ほどだが、このうち、約120人は、アスベストへの非職業的な曝露が関係しているとされ、新しい制度に基づいて補償を受ける資格がある。
 新制度に伴って、政府が必要とする金額は、全体で約200万ユーロに上る予定。アスベストは1990年代半ばからほとんど使われなくなってきているため、被害者の数は、2015年以降、急激に減少すると見られている。
 なお、職業的なアスベスト被害者に対しては、既に似たような制度がある。【オランダ住宅・国土計画・環境省】

プレスリリース

http://www2.vrom.nl/pagina.html?id=10564

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