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【環境省】2006.12.27 発表

名古屋市「茶屋新田土地区画整理事業」の環境アセス書に対し環境大臣意見送付

 環境省は、愛知県名古屋市の都市計画事業「茶屋新田(ちゃやしんでん)土地区画整理事業」に関する環境影響評価書について意見を求められたことに答え、平成18年12月27日付けで国土交通大臣・国土交通省中部地方整備局長(注1)に環境大臣意見を提出した。
 この事業は、市街化調整区域である名古屋市港区の大西1丁目、西茶屋2丁目など147.5ヘクタール分について、道路・公園・下水道などの基盤整備を実施し、市街化区域への編入を行うもの。
 今回の環境大臣意見は、事業実施区域内に学校など保全すべき対象があることから、工事用機械や資材運搬車両による粉じん、騒音、振動の影響を把握しつつ、必要に応じて環境保全措置を行うよう求めるとともに、環境保全措置として整備される緑地をコギシギシ・ダルマガエルといった希少種の生育・生息に適した環境として整備することなどを求めている。
 なお、この件での環境影響評価を実施している愛知県知事(注2)に対しては、国土交通省中部地方整備局長からこの環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。

(注1)国土交通大臣を経由して国土交通省中部地方整備局長に対し意見を提出。
(注2)この事業は都市計画で定められるものであるため、環境影響評価は事業者の国土交通省に代わって都市計画決定権者である名古屋市が実施している。【環境省】

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