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【国土交通省】2006.12.26 発表

野反ダムのデータ改ざん 北陸地方整備局が東電に再報告提出を要請

 国土交通省北陸地方整備局は平成18年12月26日、群馬県六合村の野反(のぞり)ダムのデータ改ざん問題に関する報告書について、記載データの信憑性確認、安全性の客観的評価に関する再報告を提出するよう東京電力(株)に求めた。
 野反ダムでは、水利使用規則に基づいて報告すべきダムの変形計測値を、2年~16年まで改ざんして北陸地方整備局へ提出していたことが18年11月28日に北陸地方整備局に通報され、同局が改めて東電に、改ざんの経緯、ダムの安全性、再発防止策に関する詳細報告を提出するよう要請。東電が12月12日に報告書を提出していた。
 なお東電の報告では、積雪で基準点が動いてしまった2年からダム変形計測値の改ざんが始まったこと、放流管の鉄管厚計測値が昭和59年度頃から恣意的に変更されていたこと、改ざんにかかわらずダムの安全性は確保できていること、再発防止策として、(1)データの取扱いに関する心構えを認識させるための仕組みの構築、(2)法令に基づく報告データを補正する場合の取扱いの明確化、(3)法令に基づく報告データについての検討、チェック体制の整備を実施することなどが盛りこまれていた。【国土交通省】

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