【アメリカ】2006.12.18 発表
EPAは12月18日、全国の施設における化学物質の排出削減とリサイクルの拡大を促進すべく、有害物質排出目録(TRI)に関する規則を最終化した。またEPAは同日、TRIのデータ報告を引き続き毎年義務づける決定を公表した。
今回の規則は、難分解性・生物蓄積性・有害(PBT)物質の排出を完全に排除し、およびPBT物質のリサイクル・処理量が500ポンドを超えない施設に対し、簡易な報告様式を利用することを認めるものである。
また、非PBT物質について、同規則は、廃棄物管理の総量が5000ポンド以下であって、このうち非PBT物質の放出量が2000ポンドを超えない企業に対し、簡易な報告様式を利用することを認める。これにより、EPAは、非PBT物質について、処分その他の放出よりも、リサイクルや処理といったより望ましい廃棄物管理方法を企業が選択するよう促すこととしている。【EPA】
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