メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【EU】2006.12.21 発表

欧州委員会 環境管理・環境監査スキームの改定に向け インターネット協議をスタート

 欧州委員会は、EUの環境管理・環境監査スキーム(EMAS)の改定作業の一環として、インターネット上で意見の募集を開始した。
 EMASは、1993年のEMAS規則によって導入された(同規則は2001年に改正されている)。
 今回の改定作業は2年ほど前から開始され、外部評価研究も始められている。こうした研究によれば、組織レベルではEMASは参加している組織の環境パフォーマンスを大きく改善する目標を達成している。
 一方で、普及という点では未だ十分ではない。EMASへの登録は増加しているが(登録数は欧州で5000件以上)、潜在的にEMASを利用しうる組織の数と比較すると小さな割合である。また、EMASは、世界的な標準であるISO 14001と比べると、環境上の達成事項に関する要求では勝るものの、取得数は大きく遅れをとっている(ISO 14001の登録数は欧州で約3万5000件)。
 EMASを支える考え方は有効かつ望ましいものであるが、市場におけるEMASの利用を拡大するためには抜本的な改革が必要である。【欧州委員会環境総局】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】