【国連】2006.12.30 発表
2006年12月、中国の長江(揚子江)に生息するヨウスコウカワイルカの絶滅が発表された。イルカは、混獲、汚染、生息地の破壊、乱獲、気候変動、水面下の騒音、魚網にダメージを与えるとされ漁師に駆除されることなどにより、生息数が減少している。
UNEPとボン条約、黒海・地中海・大西洋隣接地域鯨類保全協定(ACCOBAMS)、バルト海・北海小型鯨類保全協定(ASCOBANS)は、2007年を「国際イルカ年」とすることを宣言した。イルカの保護を目的に、イルカに関する認識を高め、教育を行い、意思決定者に情報を提供し、地域コミュニティを参加させるといったキャンペーン活動が行われ、「国連持続可能な開発のための教育の10年」の一環となる。これは2010年までに生物多様性の減少を食い止めるという目標の達成にも貢献する。
また、観光業界大手のTUIと連携して普及啓発キャンペーンも実施される。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=496&ArticleID=5474&l=en
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