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【環境省】2007.01.15 発表

中環審専門委員会が「浄化槽ビジョン」作成 今後の浄化槽行政の方向性示す

 平成19年1月15日開催の中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会浄化槽専門委員会(委員長:加藤三郎・(株)環境文明研究所代表取締役所長)で、今後の浄化槽行政の方向性を示す「浄化槽ビジョン」が取りまとめられた。
 この「浄化槽ビジョン」は、環境行政全般の進展や社会状況の変化を踏まえ検討されたもので、既存単独処理浄化槽の合併化も含めた浄化槽の面的整備、地域住民の環境意識高揚による浄化槽の普及が提案されているほか、循環型社会・脱温暖化社会の形成、健全な水循環の構築などに対応するための浄化槽システムのの課題が整理されている。
 たとえば、循環型社会・脱温暖化社会の形成に向けた課題としては、バイオマスリサイクルシステムへの組み入れなどの浄化槽汚泥の有効活用体制整備、濃縮車・脱水車などの効率的な汚泥回収システムの整備が指摘されており、また、健全な水循環の構築に向けての課題としては、浄化槽による排水処理が可能な小規模事業場への情報周知と処理が可能な業種の拡充検討、窒素・りん対応型浄化槽の普及推進、効率的な維持管理や浄化槽整備による改善効果の把握方法の検討−−などがあげられている。【環境省】

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