【農林水産省】2007.01.18 発表
宮崎県清武町の養鶏場で鶏大量死の原因となったH5N1亜型のA型鳥インフルエンザウイルス(注1)が、強毒タイプのウイルスであることが平成19年1月18日付けの農林水産省の発表により、明らかになった。
H5N1亜型のA型鳥インフルエンザウイルスであることは同省の19年1月16日付け発表ですでに公表されていたが、強毒タイプのウイルスであるかどうかは明らかになっていなかった。
農林水産省では引き続き、(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所で、このウイルスの遺伝子解析を進め、その結果を家きん疾病小委員会で検討する方針。
(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1~15の15型、NではN1~9の9型が知られている。【農林水産省】
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