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【原子力安全・保安院】2007.01.25 発表

中部電力、浜岡原発4号機に関する耐震安全性評価結果を保安院に提出 「改定耐震指針類」に対応

 中部電力(株)は平成19年1月25日、浜岡原発4号機に対し「耐震安全性評価実施計画書」に基づいて新たに行った耐震安全性評価で、「耐震安全性が確保されている」という評価結果がまとまったことを原子力安全・保安院に報告した。
 この耐震安全性評価は、原子力安全委員会が18年9月に改定した、発電用原子炉施設の耐震安全性審査指針類に拠ったもの。耐震安全性評価を行うための実施計画書は、評価に先立つ18年10月18日に保安院に提出されていた。
 浜岡原発は、過去に行われた国の安全審査で、想定される東海地震(最大加速度395ガル)より大きい最大加速度600ガルの揺れに対して耐震安全性を確保しているという評価を受けているが、今回は「改定耐震指針類」に従い、新たに策定した4種類の基準地震動Ss(注1)にもとづいて、重要施設の耐震安全性、原子炉建屋基礎地盤の安定性、津波など地震随伴事象を評価。
 その結果、「最大加速度800ガルの基準地震動Ssに対しても施設の耐震安全性が確保されること、原子炉建屋基礎地盤が十分な支持性能を持つこと、地震随伴事象が安全上問題とならないことが確認できた」と結論している。
 なお計画書の提出を受けた保安院は今後、内容の妥当性を総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会の耐震・構造設計小委員会で確認していく方針。

(注1)策定された4種の基準地震動Ssのうち、最も大きな最大加速度を与えるSsの岩盤上での最大加速度が800ガル。【原子力安全・保安院】

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