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【環境省】2007.01.29 発表

低濃度PCBを含む絶縁油の第2回焼却実証試験実施へ 全国5か所で

 環境省は平成19年2月中に、全国5か所の産業廃棄物処理施設・溶融施設で低濃度PCB汚染物の第2回焼却実証試験を実施することにした。
 PCBを使用していない変圧器(トランス)の中に、実際には低濃度PCBに汚染された絶縁油が含まれているケースが数多くあることが判明しているため、これらの低濃度PCB汚染絶縁油の処理体制整備が現在の課題となっている。
 今回の実験は、1,100℃以上の高温で焼却可能な既存産業廃棄物処理施設・溶融施設で、低濃度PCBに汚染された絶縁油の処理が適正に実施できることを確認することが目的で、同じ目的で実施された18年3月の実験に続くもの。
 対象施設は、光和精鉱(株)戸畑製造所(福岡県北九州市)、(株)カムテックス福山工場(広島県福山市)、(財)愛媛県廃棄物処理センター東予事業所(愛媛県新居浜市)、エコシステム秋田(株)(秋田県大館市)、(株)クレハ環境(福島県いわき市)で、実験期間は各施設3日程度。
 実験方法は、数10ppm程度のPCBを含む絶縁油、またはこの絶縁油が含浸した木くず・紙くずを各施設で焼却し、排ガス・排水中のPCB濃度を分析する。【環境省】

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