【農林水産省】2007.01.31 発表
岡山県高梁市の養鶏場で鶏が大量死した件で、原因となった高病原性鳥インフルエンザウイルスが、H5N1亜型のA型インフルエンザウイルス(注1)であることが、平成19年1月31日付け農林水産省の発表により、明らかになった。
H5亜型のA型鳥インフルエンザウイルスであることは同省の19年1月29日付け発表ですでに公表されていたが、N(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型は明らかになっていなかった。
農林水産省では、(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所で、このウイルスの遺伝子解析を進め、その結果を家きん疾病小委員会で検討する方針。
(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1~15の15型、NではN1~9の9型が知られている。【農林水産省】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.