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【環境省】2007.02.13 発表

「光害対策ガイドライン」改訂版を公表

 環境省は「光害(ひかりがい)対策ガイドライン」の改訂版を2007年2月13日付けで公表した。
 このガイドラインは、1998年に策定された「光害対策ガイドライン」を国内外の最近の動向を踏まえながら、地域の良好な光環境の創造をめざす観点から見直したもの。
 旧ガイドラインが光害を「良好な照明環境の形成阻害」としていたのに対し、改定版ガイドラインは、「自然界に存在する光を含んだ”良好な光環境”が、配慮に欠けた人工光や漏れ光などによって阻害されている状況」を「光害」と再定義。
 また光害対策の目的を「人間活動だけでなく、自然生態系にとっても好ましい光環境の形成」であることをより明確に打ち出し、照明設備の計画に際して、関係者に(1)エネルギーの有効利用、(2)人間諸活動への影響、(3)動植物(自然生態系)への影響−−を考慮するよう明記した。
 さらに、「地域の目的に沿った光環境の創造」の章を新たに追加。「良い照明環境は各地域で行なわれる活動・行為の性格によって、それぞれ異なってくる」という認識の下、その地域の良好な光環境を保全しながら、地域の目的に沿った豊かで快適な新しい光環境の創造が望ましいことを示すとともに、具体的な対策についての内容の整理、「屋外照明等設備チェックリスト」の大幅改定なども行っている。
 環境省はこのガイドラインの内容を、地方自治体、事業者、市民らに普及していく予定。【環境省】

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