環境省は４つの国立公園の管理計画の改訂案を公表し、この案について平成１９年３月２１日１７時３０分（郵送の場合は同日必着）まで意見募集を行うことにした。
　今回意見募集の対象となるのは、（１）利尻礼文サロベツ国立公園の公園事業・行為許可等の取扱いに関する事項の改定案、（２）大雪山国立公園の公園事業・行為許可等の取扱いに関する事項の改定案、（３）伊勢志摩国立公園各計画区に関する公園事業・行為許可等の取扱いに関する事項、リゾート計画等大規模複合施設の取扱いの改定案、（４）瀬戸内海国立公園岡山県地域の公園事業・行為許可等の取扱いに関する事項の改定案−−など。
　国立公園管理計画は、国立公園の保護や利用の方針を示したもので、国立公園ごと、あるいは国立公園内の地域ごとに作成されている。地域の概要、管理の基本方針、風致景観・自然環境の保全に関する事項、適正な公園利用推進に関する事項、公園事業・行為許可等の取扱いに関する事項などが含まれる。
　今回の意見は郵送、ＦＡＸ、電子メールで受付けている。宛先は意見を提出する国立公園により異なる。詳細は意見募集要項を参照のこと。【環境省】