【国連】2007.02.09 発表
第24回UNEP管理理事会/グローバル閣僚級環境フォーラムが2月5日~9日まで、ケニアのナイロビで開催され、16の決議が採択された。
最終日に採択された水銀に関する決議には、重金属の排出量を削減するため、政府・企業・その他の主要グループ間のパートナーシップを創出すること、さらに、2年後に自主的なイニシアチブがうまく働いているか、あるいは法的拘束力を有する国際条約づくりのための交渉を開始すべきか評価すること などが盛り込まれた。
他にも、2010年から2020年を国連「砂漠と砂漠化防止のための10年」とすることを国連総会で宣言するよう求める決議や、水、廃棄物、地球環境のモニタリング、技術支援、キャパシティ・ビルディング等に関する決議が採択された。
また、会議期間中に、UNEPと国連開発計画(UNDP)による新しい基金「貧困・環境ファシリティ」が打ち出された。
UNEPの2年間の予算も、1億4400万ドルから1億5200万ドルへと増額された。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=499&ArticleID=5526&l=en
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