【気象庁】2007.03.01 発表
2007年冬季(06年12月から07年2月まで)の日本の平均気温が、統計を開始した1899年以降の最高値タイ記録「平年(注1)差プラス1.52℃」となっていたことが、気象庁の07年3月1日付け発表であきらかになった。
06年12月の月平均気温は平年差プラス0.78℃で、平年値とめだった差はなかったが、07年1月はプラス1.44℃(観測統計史上4位)、同2月はプラス2.35℃(同3位)の高温となり、トータルの平年差が、これまでの最高値だった1949年の記録と同値になったもの。
気象庁は、記録的な高温の要因として、温室効果ガス増加に伴う地球温暖化の影響のほか、「冬前半を中心に、北極付近から寒気が南下しにくい大気の流れが持続したこと」、「アリューシャン低気圧が平年より東に位置し、冬型の気圧配置が現れにくかったこと」などの現象が重なったことをあげている。
(注1)1971年から00年までの30年間の平均値。【気象庁】
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