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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2007.02.23 発表

フランス レウニオン島に国立海洋自然保護区を設立

 フランスの海外県レウニオンに、国立海洋自然保護区を指定する政令(デクレ)が、2月23日付け官報に掲載された。
 レウニオンのサンゴ礁は、フランスの海外県の中でも最も見事なもので、生物多様性の中心となっている。
 この豊かな自然遺産は、同時に非常に脆弱であり、余暇活動や過剰な漁業活動、人の入込み数の増加により危機に瀕している。もし、この劣化が続くならば、レウニオンに暮らす人々にとって、観光や余暇、漁業に関連する雇用などが中期的に消滅するおそれがあり、そのコストは非常に高い。このような状況と地域の強い期待により、国は、複数の公共団体の申請に基づいて、島の西と南の沿岸部のサンゴ礁を国立海洋自然保護区に指定することを約束していた。
 設立された保護区の面積は3500ha、沿岸部40kmに及び、深さ50m、幅は200~2000m。島の5町村、サンゴ礁の80%をカバーする。
 設立政令は、関係者全員による長い協議手続きの終結を意味する。
 国と公共団体の間の強い協力関係によって、目標の早期達成を目指し、保護区は最良の状態におかれる。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】

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