【アメリカ】2007.02.26 発表
アメリカ西部の5つの州が、温室効果ガスの排出削減を目指す地域協定「西部地域気候アクションイニシアティブ」に合意した。
この協定には、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州、ニューメキシコ州およびアリゾナ州が参加。18カ月以内に、5州の排出削減目標を設定し、これを達成するために排出量取引など市場ベースのプログラムを導入する。
この協定を提唱したのは、オレゴン州のテッド・クロンゴスキ−知事。同知事の提案により、2003年には、オレゴン州、カリフォルニア州およびワシントン州の参加する「西海岸地球温暖化イニシアティブ」が発足。また、アリゾナ州とニューメキシコ州は、2006年に「南西部気候変動イニシアティブ」を打ち出していた。
アメリカ西部の州は、降雪量の減少、これに伴う水供給量の減少など、地球温暖化の影響に特に脅かされている。干ばつや森林火災の増加にも直面している。【アメリカ公共利益研究グループ】
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