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【EU】2007.03.09 発表

欧州閣僚理事会 野心的な気候政策・エネルギー政策を打ち出す

 欧州閣僚理事会が3月8・9日、ブリュッセルで開催され、野心的な気候政策・エネルギー政策が採択された。
 気候変動については、先進国全体で、温室効果ガス排出量を1990年レベルから、2020年までに30%削減、2050年までに60~80%削減すべきだ とされた。また、ポスト2012年の枠組みに関する国際的な合意がなされるまでの間、EU単独でも、1990年レベルから、2020年までに20%削減することを誓う としている。
 また、エネルギーについては、「安定供給、効率化、環境との両立」という3つの目標を掲げる「欧州エネルギー行動計画」(2007~2009年)が採択された。議論の焦点となっていた、再生可能エネルギー目標(EUのエネルギー消費量全体に占める再生可能エネルギーの割合を2020年までに20%とする)は、拘束力を伴う目標として同計画中に掲げられた。この他、バイオ燃料に関する拘束力のある目標(運輸燃料に占めるバイオ燃料の割合を2020年までに少なくとも10%とする)、エネルギー効率化目標(2020年までにエネルギー消費量を20%削減)も盛り込まれた。
 今回の閣僚理事会の成果について、EU議長国ドイツのガブリエル環境大臣は、EUの「気候保護とエネルギー政策が、初めてひとつの政策に統合された」歴史的な出来事だと歓迎している。【欧州閣僚理事会】【ドイツ連邦環境省】


下記アドレス:EU議長国ドイツ プレスリリース

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