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【海上保安庁】2007.03.14 発表

18年の海上環境関係法令違反の送致件数、680件に

 海上保安庁は平成19年3月14日付けで、18年の海上犯罪取締り状況を発表した。
 発表によると、18年の1年間で海上保安庁が捜査し、検察官に送致した海上犯罪の事件数は6,691件で、17年の6,257件に比べ434件増加した。
 このうち海上環境関係法令違反の送致件数は680件と、17年の621件と比べ59件(約10%)増加。
 設備投資を軽視し、十分に処理されていない汚水を海域に排出する企業が絡んだ環境犯罪が、違反事例の中に多く見受けられたというが、種類別に分けると、最も多かったのは、廃船などの不法投棄(海洋汚染防止法違反)の188件(17年:133件)。船舶からの油排出(海洋汚染防止法違反)の163件(17年:166件)、廃棄物処
理法違反の152件(17年:153件)がこれに続いた。
 海上保安庁は、今後もわずかな異状を見逃さない取組みを地道に継続することにより、悪質な環境犯罪を摘発し、企業の法令遵守意識向上にもつなげたいとしている。【海上保安庁】

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