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[海外エコニュース一覧]

【国連】2007.03.05 発表

オランダ・アメリカの科学者 モントリオール議定書が温室効果ガス削減に果たす役割を評価

 オランダとアメリカの科学者は、モントリオール議定書が、オゾン層の保護に加え、気候変動対策にも大きな役割を果たしていることを強調する論文を発表した。
 この研究は、オランダ環境アセスメント庁のGuus Velders氏らによるもの。モントリオール議定書に基づく温室効果ガス削減効果は、1990年から2010年にかけて、年間8ギガトン(炭素換算)に上るという推計を明らかにした。同じ時期、京都議定書に基づく削減量は、年間2ギガトンである。
 Velders氏と共同研究者は、モントリオール議定書について、削減スケジュールの前倒しや温室効果の少ない代替物質の導入などにより、さらに1ギガトン相当の削減が可能だろう としている。
 UNEPのシュタイナー事務局長は、この研究成果を歓迎し、よく練られた環境対策は、他の分野にも様々な環境効果をもたらすという事実を強調するものだ とコメントしている。【UNEP】

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