【環境省】2007.03.16 発表
環境省は平成19年3月22、23日の両日、山口県山陽小野田市の太平洋セメント(株)内で、アスベスト含有産業廃棄物無害化処理の実証試験結果を実施することにした。
スレート板などのアスベスト含有廃棄物の処分方法は、現状では最終処分場への埋立処分が主となっているが、産廃最終処分場の残余容量が逼迫している上に、建築物の解体増加に伴う非飛散性アスベスト廃棄物の排出量増加が見込まれる現状では、埋立処分以外の処理方法を確立する必要性が大きくなってきている。
今回の実証試験は、山口県、山陽小野田市、太平洋セメントの協力により、アスベストが含有されているスレート板をあらかじめ粉砕・調整してスラリー(泥)状燃料にしたものを、実験用セメントキルン(セメント焼成窯)に投入して、排ガス、集じん灰、処理後物等の無害性について分析を行うもの。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8165
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