【ドイツ】2007.03.07 発表
ドイツ連邦環境省は3月7日、比較研究「CO2回収・貯蔵(CCS)技術を伴った化石燃料発電所と再生可能エネルギー」を発表した。
この研究によると、CO2回収・貯蔵技術を採用した発電所の発電コストは、好条件のもとでは、再生可能エネルギーによる発電と、張り合う可能性があるという。
しかし、再生可能エネルギーもCCS技術も、開発段階にあり、特にCCS技術に関しては、実際の利用例はほんの僅かであることから、費用削減ポテンシャルの試算は困難を伴い、正確な予測には至っていない。
ただし、研究によれば、CCS技術は、気候保護に対して、長期的ではないものの重要な役割を果たす橋渡し的な存在になるとされ、それまでに克服すべき課題が示された。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/38832.php
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