【ドイツ】2007.03.17 発表
3月15日から17日まで、ドイツのポツダムでG8環境大臣会合が開催された。G8諸国の環境大臣の他に、経済新興国5カ国(ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカ)の環境大臣が出席した。
今回の会合では、6月にドイツのハイリゲンダムで開催されるG8サミットの準備を目的に、特に生物多様性の保全と気候変動対策について話し合われた。
会合では、「2010年 生物多様性のためのポツダム・イニシアティブ」に合意。生物多様性に関する経済学的な調査(対策を講じなかった場合の損失、保全のためのコストの分析など)を行うことや、地球規模の種の情報システムを構築することなどが盛り込まれた。
また、気候変動対策については、意見の相違が存在するものの、共通の土台を見出すことができた。各国大臣は、温室効果ガスの排出削減に向けた取組みを大幅に強化しなければならない という点で合意した。また、適応対策や途上国への支援についても話し合われた。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/38930.php
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