【フランス】2007.03.07 発表
フランスの2006年の大気質に関する全国総覧が公表された。
オラン大臣は、NOxやSOxなど一部の汚染物質について、大気中の濃度の減少傾向が2006年も続いていることを評価した。
一方で、同大臣は、排出削減努力がさらに必要であることを強調した。特に道路や産業施設近郊では、健康保護基準値の超過が常に観測されている(道路周辺ではNOxや粒子状物質、産業施設周辺ではSOx)。また、オゾンの新たな増加も懸念される。
こうした中、オラン大臣の依頼により、議会上院のフィリップ・リシェール副議長は、2月14日、大気質のための対策を提案している。提案には汚染物質の排出削減を目指す対策が盛り込まれており、注意深く検討される。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
http://www.ecologie.gouv.fr/Bilan-de-la-qualite-de-l-air-2006.html
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