【ドイツ】2007.03.09 発表
「atmosfair」と「インターネット旅行会社連盟(VIR)」は、3月8日、両組織の新たな共同事業を公表した。
「atmosfair」は、航空機の利用に伴って排出されるCO2の相殺(カーボンオフセット、気候ニュートラル)を行っている非営利組織。「インターネット旅行会社連盟」は、インターネット上で商品を提供している大手の旅行会社8社の連合体で、年間、8社合計で100万件以上の商品を提供している。
今回の取り組みでは、これらの旅行会社が提供する商品を購入する際に、消費者が自主的にCO2相殺のための金額を支払い、証書と税金の控除を申請するための寄付証明書を受け取る。例えば、ベルリンからロンドンへは片道11ユーロを支払うことになる。
インターネット旅行会社連盟は、これらを資金に、atmosfairを通じて、途上国における地球温暖化防止事業や、ドイツでの学校の省エネ事業「フィフティ・フィフティ」等への支援を行う。
ガブリエル環境大臣は、「航空機の利用に伴う気候への負荷は大きい。航空機の不要な利用は避けるべき。それでも利用する場合に、このように手軽に負荷を相殺する自主的な手段がある。多くの人々や企業が、この取り組みに参加することを望む」と語った。【ドイツ連邦環境省】【atmosfair】
下記アドレス:ドイツ連邦環境省プレスリリース
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/38838.php
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